2017年7月1日
暑い季節になると、お盆を想像します。 特にお葬儀後の初めてのお盆は『初盆』として、
重要な行事とされています。
「松阪地区の風習」にも書いてありますが、8月盆(旧盆)の地区であり非常に暑い季節に初盆を迎えます。
これは実際に初盆が終わった後に、お客様から聞かさせていただきましたが、
『「お盆」と聞くと8月14〜16日の3日間の休みや、帰省ラッシュを想像するのが、
「初盆」は長い期間、気を遣う行事だった。葬儀よりも大変だったかも。』との事です。
実際、飾り初めから最後のお寺での法要を考えると、約3週間ほど初盆の行事が続きます。
毎年、桜葬祭は7月初旬に『初盆飾り内見会』を催しております。内見会では初盆の飾り展示・
お参りいただいた方への返礼品を見ていただき、実際に飾りをお届けさせていただく日を
決められる方が多くいらっしゃいます。
また初盆を迎えるほとんどの方が、この内見会にお越しいただく事からも、初盆という行事を
重視されていると思います。
また初盆の風習は、お葬儀以上に地域での違いが多く、「地域の方のお参りの日」や
「お参りの方に渡す返礼品」、「お飾りを燃やして送り火とする」などが事細かに
決められている地域もございます。
そのような事を聞かせていただく度に、地域に根付いた行事である事を実感します。
最初にも書きましたが、夏の暑い時期です。
故人様を供養する一つの節目ですので体調にも気をつけてお参りの方へのご接待をお願いしたいものです。