お彼岸が近づいてきました。
皆様もご存じの通り、春分と秋分の日を挟んで前後3日間、合計7日間はお彼岸です。 この期間はお墓参りに行かれる方も多い時期です(毎年、お盆や年末そしてお彼岸には篠田山墓地も沢山の車が出入りします)。
お彼岸中はお墓をさわる(新築したり、お戒名を刻む)事はしないと言われています。そのため、お彼岸に間に合わせるようにお墓の新築・お戒名彫りをされる方もいらっしゃいます。 良く、おはぎ・ぼた餅にも地域性が出ると言われていますが、松阪地区では『ご飯状の餅米を粒あん・こしあん・きな粉でまいた物』が、おはぎもしくはぼた餅と言われているようです。 また、あんこなどではなく青のりをまいた物もあるそうです。
実はこの時期はお寺様も非常に忙しく、お葬儀の日取りなどを決める際にお寺様のご都合を確認させていただく場合が多いです。 どうしても行事・法要などと重なる場合が多くなるためです。 予定の決まった行事と、急に決まるお葬儀・・・なかなか難しい調整です。
お墓参りでご先祖様の供養をした後に、おはぎ・ぼた餅をいただき日頃の平穏無事を感謝したいところです。